のぼり生地でもっとも多く使われているのは、ポンジーという生地です。
安価で軽く、扱いやすいことで人気があります。
概略をお話ししましょう。
☆のぼりといえばポンジー。
需要は9割あります。
のぼりの生地にあるポンジーは、のぼり生地の約9割を占める生地で、事実上、のぼりといえばポンジーと言っても良いほどです。
特徴としては、価格が安く、薄くて軽く、女性でも扱いやすいこと。
さらに耐久性があるので、長期間使用しても生地が劣化する心配はありません。
ただし色褪せなどはインクの質の問題もあるので、生地がいくら強いといっても1年以上使用していると見た目が悪くなることもあります。
☆太さが2倍。
平織りのトロピカルもあります。
ポンジーの他には、トロピカル、天竺、金巾があります。
ポンジーの素材は平織りのポリエステル100%ですが、トロピカルはそのポンジー素材を使って平織りで作られています。
のぼりに使う生地ではありますが、重さ・太さが2倍以上あるので、通常のポンジーのように風になびくようなことはありません。
強風でなければ、はためくことはないので、店頭活性化を目的とするのであれば若干無理があります。
☆のぼり生地は大半がポンジーです。
安価であることから、季節ごとに作り替えてもコスト的な不安がなく、経営を圧迫することはありません。
のぼりの特徴は店頭に設置して、風にはためく効果で訴求力を高めることにあります。
特別な理由がない限り、「のぼりの生地はポンジー」と決めておいたほうが良いでしょう。
トロピカルは、横断幕などにも使われるものです。
強度は数倍高いので、屋内外で特別な使い方をする際にはおすすめです。